「文系数学」の参考書ルート、入門編!
筆者は文系です。本当に数学には悩まされてきました。
大学受験や公務員試験を受験するとき、必ず数学があります。
多くは逃げ出して選択しませんでしたが、センター試験や経済学部受験の時に必ず受験する必要があります。
なので、文系数学受験者のために数学の参考書ルートを示していきたいと思います。
しかし、共通テストがはじまりましたが、数学の難易度のリスク幅が上下していますね。
つまり、難しい年もあれば、簡単な年もあるということ。
でも共通テストは、相対評価ですからある程度点数がとられれば大丈夫です。
本ブログは、地方国公立大学、関関同立レベルです。その程度なら合格できるよう参考書をチョイスしています。
【文系数学】数学1・A 入門問題精講
文系数学をはじめる方々は、数学が苦手と思われます。
だって文系を選んだ時点で、数学が苦手といっていると同義です。
私は娘に基礎問題精講という問題集をやらせていただのですが、はっきり言って解説が乏しく、数学を伸ばすことに向いていない参考書であることがわかりました。
しかし、武田塾はいまだに推奨しています。どんな根拠をお持ちなのでしょうか?
いきなり、基礎問題精講に入ってはいけません。では、どの参考書から導入していくのか。
それは、「数学1・A 入門問題精講」からです。
現時点で改訂版がでましたので、この本が最強となります。
この参考書は、武田塾も一応は入門書として採用しています。ただし、それは最近のことです。
2022年受験の時は、基礎問題精講を進めておられましたので、真に受けて娘にやらせてしまいました。
娘、ごめん!
「数学1・A 入門問題精講」はちゃんと「データの分析」も入っています。データの分析は、大学生になってからの分野でしたが、高校受験の科目になっていしまいました。高校生にとっては負担増なのでかわいそうです。
また、「整数の性質」という分野が一応、数学1・Aから除外されているようですが、共通テストでは出題される可能性があるため、参考書のほぼ巻末に少しだけ記述があります。
ぜひ、整数の性質もやっておくことをおすすめします。
【文系数学】数学2・B 入門問題精講
次に紹介するのは「数学II・B 入門問題精講 改訂版」です。
これは先ほどの数1・Aの同一の著者が執筆されおり、互換性が強いのでおすすめです。
ただし、「ベクトル」が数学Ⅲ・Cの参考書に移っていることが難点です。なぜ、ベクトルだけのために、文系の人間が、数Ⅲ・Cの入門問題精講を購入する必要があるのでしょうか?
学生はお金がないことがわからないのでしょうか?この点は改善を望みます。
しかし、それを除けは入門問題精講シリーズは、非常に解説がわかりやすく、やる気があればサクサク進めることができます。
統計の推測もはいっていますので、数1・Aのデータの分析と相互作用が働いて、大学での統計分析にもスムーズに入っていけると思います。