文系の大学院へ行きたいですか?
文系の方で大学院に行きたい方を応援します。
理系の方々は大学院には普通に行きますよね。だって就職しやすくなるから。
では、文系の方は大学院に進む必要はあるのでしょうか?
答えはほとんどの場合、NOです。
現役の大学生が大学院に行って就職でよい企業に入職できる訳ではありません。
できれば、親の負担になるため、大学院は自費で行くようにしてください。
つまり、大学に在籍中に就職活動をしっかりやって、それなりの会社に入って給料をもらってください。
そして、金銭的、時間的に余裕がでてきた時に欲求がおさまってないなら大学院を探し始めて下さい。
それからでも文系の大学院選定は遅くないのです。
文系大学院はそれほどコスパが悪いのです。
ただし、どうしても今大学院に行きたい!という方は親に頼るのではなく、奨学金を自分で申請して行って下さい。
そして、保証人に親になってもらう人が殆どでしょうから親へのリスペクトも忘れてはなりません。
信用がないので奨学金を借りられない可能性がありますが、それは自分の力ながないからです。
まずは働いて社会からの信頼とお金を勝ち取って下さい。
学び直しとしての文系大学院
筆者は、文系大学院の役割は学び直しであると考えています。
大学院に行くのなら概ね、面接、英語、小論文などの試験があるはずです。
面接や小論文は、社会人、特にホワイトカラーであればなれているのでお手のものであると考えます。
しかし、行きたい大学院に英語試験がある場合は注意が必要です。
毎日、英語を使って仕事をしている方々は問題ないと思いますが、そうでない方が大半であると思います。
殆どの方は、学生卒業からまったく英語を利用していない方々となっているでしょうから、英単語、文法、リスニング能力すべて低下していると思います。
特に英語が不得意であった人は要注意です。中学英語からやり直す必要があるからです。
「英語試験のない大学院に行くよ!」という方もいらっしゃると思います。
しかし、その場合、有名大学でない可能性が高いです。
大学院に入り直すなら、自分の出身大学以上の偏差値がある大学院に進学したいと思うのが普通です。
そりゃそうでしょ。
大金をはたいてわざわざ入学するのですから、有名大学に入って学歴をロンダリングすることをもくろむと思います。
大学院でも東京大学や京都大学は難関ですが、大学に入るより入りやすいですからかなりの人気です。
経営大学院であれば、夜間や休日授業で社会人対応もされているのではないでしょうか。
次回は、私の大学院選定の話をしていきたいと思いますので、お楽しみに。