組織・人事労務コンサルティング
わたしは、「組織・人事労務コンサルティング」で起業準備をしています。
当然、社労士資格だけではなく、経済学博士号(組織・人事経済学)、経営管理修士号(MBA)を取得しているため、組織と人事のスペシャリストといわれるほどの専門性を有しています。
しかし、マーケティング上、お客様のニーズをもっと捉える必要があります。
本ブログでは、わたしのマーケティング戦略の検討経過を述べたいと思います。
人事労務コンサルティングの業務の洗い出し
まずは、人事労務業務として、何があるのかをドラクエ風に洗い出します。
【基本職】
● 採用業務
● 人事や雇用の管理
● 就業規則
● 労働環境
● 福利厚生
● 社員教育
● 賃金や昇給
● 評価制度
これらの業務は、制度も含め、知識として有しておく必要がある基本職レベルとなります。
【人事コンサル職】
・採用コンサルティング
・IPO審査対応型 人事労務コンサルティング
・中小企業の人事労務コンサルティング
・オーダーメイド型の就業規則その他諸規程の作成
・助成金コンサルティング、助成金の申請業務等
・人事・評価制度等の企画・立案
・行政調査対応等
でしょうか。
コンサルは3号業務と呼ばれているため社会保険労務士の資格は必要ありません。
しかし、社労士業務の実務が生きてくると思われます。
組織人事コンサルタントとして考えた場合
では、組織人事コンサルタントとして考えた場合はどうでしょうか?
【組織人事コンサル職】
・評価・報酬制度や等級制度の構築
社員の業績や役割に応じた適切な評価基準や報酬体系を設計します。
・M&Aに伴う人事制度の統合
企業の合併や買収に際して、人事制度を統合し、一貫性のある制度を構築します。
・最新技術を用いた業務の効率化や高度化
テクノロジーを活用して、業務プロセスを効率化し、業務の質を向上させます。
・グローバル人事マネジメント体制の構築
国際的な事業展開に合わせて、効果的な人事管理体制を整えます。
・人材育成体系の構築
社員の成長を促進するための教育・育成プログラムを設計します。
・リーダーシップ開発
リーダーシップスキルを向上させるためのプログラムや研修を提供します。
・エンゲージメントの向上
社員の仕事への意欲や満足度を高める施策を提案します。
・パーパス(目的)策定と浸透支援
・企業の目的やビジョンを明確にし、それを全社員に浸透させる支援を行います。
・モチベーションアップ
社員のモチベーションを高めるための施策を導入します。
・人材採用戦略の立案と実行支援
効果的な採用戦略を策定し、その実行をサポートします。
うーむ。わたしは、経営学や経済学を体系的に学んできたので、組織人事コンサルタントとして起業するか。
それとも社労士として、人事労務コンサルタントとして起業するか。
悩みどころです。
マーケティング戦略としても大きく変わってくるので、今後もブログで論点整理してまいります。