女性政務官への起用
第2次石破内閣は、臨時閣議で副大臣・政務官の人事を正式決定した。去年の第2次岸田再改造内閣発足の際には女性の副大臣・政務官起用がゼロだったことが批判を浴びたが、今回の人事では、生稲晃子氏を外務政務官、今井絵理子氏を2度目となる内閣府政務官に起用するなど、6人の女性を起用した。自民党の派閥の政治資金問題に関して収支報告書への不記載があった議員の起用は見送られた。(引用:2024.11.13_FNNプライムオンライン)
政務官とは
各省と内閣府に置かれる特別職の国家公務員の一つです。平成13年(2001)に政務次官が廃止され、副大臣とともに設置された。 省府ごとに1~3人が主に国会議員から充てられています。大臣政務官は、その府省の長である大臣(内閣府では内閣官房長官又は特命担当大臣)を助け、特定の政策及び企画に参画し、政務を処理することを職務としています。 その地位は内閣府設置法第14条、国家行政組織法第17条などに基づいています。
ネットでの反応
生稲晃子参院議員(56)を外務政務官に、元ダンス&ボーカルグループ「SPEED」の今井絵理子参院議員(41)を内閣府政務官に、それぞれ起用する見通しだと報じ、これにネットでは驚きや厳しい指摘が相次いだ。
生稲氏は自民党所属で当選1回。同じ自民党の今井氏は当選2回。今井氏は過去に不倫疑惑などでお騒がせ議員のイメージも付きまとう。X(旧ツイッター)では「外務政務官」「内閣府政務官」がそろってトレンド入り。「完全に自民党は狂ったぞ!おどろいた」「開いた口がふさがらへん 裏金議員を使わんかったらええっていう話じゃないやろが」「石破はふざけてるの?自民党を本当に潰すつもりなのか、他自民党議員は何とも思はないのか」「悪質な嫌がらせだな(笑)」「全力でダメな方ダメな方に行くスタイル」などと石破人事へのダメ出しが止まらなかった。
生稲晃子氏の学歴・経歴
小金井教会幼稚園、小金井市立小金井第三小学校、小金井市立緑中学校、吉祥女子高等学校、恵泉女学園短期大学英文科を卒業。高校は芸能活動禁止であったが、「トップの成績を維持すること」と「大学を受験する事」の2つを条件に芸能活動が特別に許可された。
1986年6月、『夕やけニャンニャン』内のオーディションコーナーで合格し、1986年6月13日に、おニャン子クラブの会員番号40番としてデビュー。 2011年3月、42歳の時にがん発覚。4月28日、43歳の誕生日に乳がんの告知を受ける。(正式な告知を受けたのは2011年4月28日)。5月6日に腫瘍のある部分を切除する乳房温存手術を受け、放射線照射と薬による治療を続けた。2012年の夏、再発が判明。がんのできた部分を切除する再手術を受ける。2013年10月に3度目の切除手術、同年12月27日に右胸の全摘手術を受けた。2015年10月27日、右乳房の再建手術を受ける。同年11月、自らのがんを公表。2016年9月26日、「働き方改革実現会議」の有識者委員に選出される。生稲氏は「働き方改革実現会議」の有識者委員を務めていた頃、当時官房副長官だった萩生田に見初められたとも言われている。2022年参議院議員選挙当選。2024年11月、第2次石破内閣において外務政務官に起用される。
今井絵理子氏の学歴・経歴
沖縄県那覇市小禄出身。那覇市立宇栄原幼稚園、那覇市立宇栄原小学校、品川区立日野中学校(現・品川区立日野学園)、八雲学園高等学校卒業。沖縄アクターズスクール出身。1996年1月13日、SPEEDとしてデビュー。2016年7月10日に行われた第24回参議院議員通常選挙に比例区より立候補し[8]、初当選した。武田防災担当相の下で防災、中央防災会議、行政改革、死因究明等施策推進、カジノ管理委員会に関する事務。竹本科学技術・IT担当相の下で科学技術・イノベーション、総合科学技術・イノベーション会議、日本学術会議、遺棄化学兵器処理、原子力委員会、原子力発電施設等立地地域振興、日本医療研究開発機構・医療情報基盤、宇宙開発戦略推進、宇宙開発戦略本部、宇宙政策委員会、知的財産戦略推進、知的財産戦略本部、クールジャパン戦略。橋本女性活躍・男女共同参画担当相の下で女性活躍、男女共同参画を担当)。2024年11月、第2次石破内閣において内閣政務官に起用される。