ハラスメントに関する資格をまとめました。
ぜひ、参考になさってください。
一般社団法人日本ハラスメント協会「ハラスメント対策認定アドバイザー」
人事・総務、コンプライアンス、ハラスメント相談員、管理職、経営者、ハラスメント相談窓口のカウンセラー、社会保険労務士、弁護士、コンサルタント、ハラスメント研修講師等の仕事に役立つ資格と言われており個人・企業・団体の従業員が取得できるそうです。
ハラスメント対策認定アドバイザー資格講座は、一般社団法人日本ハラスメント協会 代表理事の村嵜要が講師を担当。
資格講座・本試験は共にオンラインで行われ、資格取得までに要する期間は平均1カ月。
本試験の出題数は全90問。
出題形式は各問題に対して3つの回答候補の中か選ぶ形式。
90点満点中70点以上が合格とされる。
実技による試験は行われない。
本試験の合格者には一般社団法人日本ハラスメント協会から資格証明書が発行される。
受験資格は国内外在住の24歳以上70歳未満で社会人経験1年以上の者に限定される。
資格取得にかかる費用は59400円(税込)講座、本試験、資格証明書の発行に関わるすべての費用が含まれる。
万が一本試験の結果が不合格の場合、追加費用なしで何度でも本試験の再チャレンジができる。
資格の更新は不要で永久ライセンスとなるのは助かります。
21世紀職業財団認定「ハラスメント防止コンサルタント」
ハラスメント防止のための教育・研修や事案への対応を行うにあたり、一定レベル以上の知識のある人材として、当財団が認定する資格です。
昨今、ハラスメント防止教育や事案解決支援ができる専門人材の活躍がますます期待されています。
財団から認定を受けることで、ハラスメント防止コンサルタントとして専門性をもった人材としての信頼性が高まり、例えば、社会保険労務士、産業カウンセラー、キャリアコンサルタントの場合、同業者との差別化や、業務優位性につながるなどのメリットが考えられます。
また企業の人事・労務担当の方であれば、企業内でのハラスメント対策の立案や相談などの場でアドバンテージとなります。
ただし、フォローアップ研修で2年ごとに更新をしなければならないことがネックです。
一般財団法人日本ハラスメントカウンセラー協会「ハラスメントアドバイザー」
セクハラ、マタハラ、パワハラなどの職場のハラスメントは、企業や団体の事業活動に大きな被害・損失を与えます。
ハラスメント事案で、深刻なものは、社員間の問題にとどまらず、企業を巻き込んだ訴訟等に発展しかねません。
また、昨今では、事案が「SNS」などに拡散することもあり、その場合企業の信用・評判に悪影響が及び、営業活動や人材採用においても大きなマイナスの要因となります。
ハラスメントアドバイザーは、このようなハラスメント事案を未然に防ぎ、また万が一の場合の危機を最小化するための極めて重要な役割を担います。
ハラスメントアドバイザー認定試験 公式精選問題集やハラスメントアドバイザー認定試験 公式テキストがあるため、勉強しやすいのではないでしょうか。
私ならどれを選ぶか?
私なら、一般財団法人日本ハラスメントカウンセラー協会「ハラスメントアドバイザー認定試験」を受験すると思います。
理由は、「財団」が主催していること、スマホ講座があること、比較的安いこと、多分ですが更新手続きが不要なことで、ロゴデータももらえるので名刺に貼り付けることも可能かと。
また、当団体はカスハラの研修もあり、多方面にカバーしていることも選定の理由となります。
皆様はどれを選びますか?