公務員試験の「教養試験」は、独学で十分に対策が可能
公務員試験の教養試験は、「独学」で十分に対策が可能です。
公務員試験の「教養試験」は、独学で十分に対策が可能です。
公務員予備校の講義を受けるくらいなら、良質な参考書で学ぶほうが効率的です。
前回は一般「知能」分野のオススメ参考書を紹介しました。
今回は、一般「知識」分野のおすすめ参考書を提示します。
「社会科学」のオススメ
大学受験用のテキストである『蔭山の共通テスト政治・経済』を辞書代わりに利用する方法を提案します。
筆者の娘はこのテキストで公民系の科目をやっつけました。
この参考書をやることで過去問でも7割8割はとれるようになっていたと思います。
しかし、公務員試験は科目数が多いため、効率よく学習を進める必要があります。
なので、過去問題集を解いてから蔭山テキストを読み込む、と行ったり来たりを繰り返しましょう。
過去問を解いて解説読んで、参考書に戻る。
これをやるとどんどん、解けるようになると思いますよ。
では、問題集は何をやるのか?下記の2冊で十分かと思います。というかやる時間がない。
- 『過去問解きまくり! 4 社会科学』
- 『新スーパー過去問ゼミ 7社会科学』
ただし、この問題集は必ず最新のものを購入して下さい。
公民分野はどんどん改訂があります。最新でないと法改正などが反映されませんのでご注意を。
「人文科学」のオススメ
【日本史】
これも大学受験用のテキストである『きめる! 共通テスト日本史』が見やすい。
フルカラーですし、教科書ほどページ数もないです。
ただし、この参考書も辞書代わりに使いましょう。結構分厚いので読むだけでやる気が失せるかもしれません。
古すぎないなら中古でよいかと思います。
次に説明する過去問を解いて解説読んで、参考書に戻る。これの繰り返しが王道かと思います。
- 『過去問解きまくり! 5 人文科学Ⅰ』
- 『新スーパー過去問ゼミ 6 人文科学』
【世界史】
あと、世界史はやる範囲が広すぎてオススメできないです。選択しない方向で検討願います。
やるならテキストは『きめる! 共通テスト世界史』。
古すぎないなら中古でもよいかと。
問題集はこの2冊ですか。
- 『過去問解きまくり! 5 人文科学Ⅰ』
- 『新スーパー過去問ゼミ 6 人文科学』
世界史までやるのか?
私は選択しませんでしたが、合格できました。
基本、選択しないことをオススメしますが、得意なら選択すればいいと思います。
高校のころ選択科目が、世界史をとっていたらなら世界史、日本史なら日本史でもいいかもしれません。
1から進めるにはコスパが悪すぎる科目となります。
【思想・倫理】
私は思想・倫理も過去問のみの対応でした。
覚えているなら選択回答しました。
テキストは『蔭山の共通テスト倫理』でよいと思いますが、中古でよいかと。
問題集は、下記のうち1冊でよいと思います。
- 『過去問解きまくり! 6 人文科学II』
- 『新スーパー過去問ゼミ 7 人文科学』
【自然科学】のおすすめ
私は「数学」は捨てました。それは完全な文系であったためです。
そして理科は大学受験生時代、生物と地学を取っていましたので、生物と地学に全力投球しました。
あくまで、自然科学の分野はおまけ程度の勉強くらいしかやっていません。
コスパもそんなに高くありません。
でも、問題は簡単です。得意な方は選択すればよいかと思います。
【生物・地学】
生物テキストは『きめる! 共通テスト生物基礎』です。
地学テキストは『きめる! 共通テスト地学基礎』です。
どちらも中古でよいです。
問題集は、生物、地学とも1冊におさまっています。
時間がないならどちらか1冊でよいと思います。
- 『過去問解きまくり! 8 自然科学II』
- 『新スーパー過去問ゼミ 7 自然科学』
「時事対策」もやりましょう!
『速攻の時事』という本があります。
これを今の公務員試験受験者は定番としているようですが、読みにくいです。
我々は朝日キーワードという本で時事対策をしていましたが、一応、時事対策はした方がよいです。
時事対策でいい本を見つけたらアップしたいと思います。