【雑記5】紀藤正樹弁護士「司法書士会の大不祥事」羽賀研二容疑者とともに司法書士会連合会の副会長 野崎史生 も逮捕

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司法書士会連合会の副会長が逮捕

弁護士の紀藤正樹氏が26日までにX(旧ツイッター)を更新。元タレント羽賀研二容疑者らが虚偽登記の疑いで愛知県警に逮捕された一件に、司法書士が絡んでいたことに「大不祥事」と私見を述べた。(引用:2024.9.26 日刊スポーツ)紀藤氏は、「逮捕者の中に司法書士が。しかも現役の司法書士会連合会の副会長。羽賀研二はともかく司法書士会の大不祥事。会の記者会見も必要です」とつづっていた。

これは、超ヤバいやつです。日本司法書士会連合会の副会長が逮捕されたって、司法書士会でも前代未聞の事件かと思います。

羽賀容疑者のほか、虚偽の不動産登記をし、強制執行を妨害したなどとして、愛知県警が25日に7人を逮捕した。この中には、特定抗争指定暴力団山口組弘道会系組長の松山猛容疑者、司法書士の野崎史生容疑者らが含まれている。野崎容疑者は、日本司法書士会連合会の副会長でもある

地面師か!!

この構図は、Netflixで有名な「地面師」そのママではないですか。

地面師は、すべて見ましたが、詐欺側のグループにも司法書士の先生が同席していましたので、ドラマさながらの事件です。

容疑は、他の者と共謀して23年6月に強制執行を免れる目的で、羽賀容疑者が所有する沖縄県北谷町の不動産の所有権が、代表取締役を務める会社に移ったと虚偽の登記をするなどした疑い。

虚偽の登記も、地面師グループの手口です。

司法書士しか登記できませんしね。これは司法書士法の改正が必要な案件かもしれませんね。

まさか、お手本となるはずの日本司法書士会連合会の副会長が、反社と連携しているとは、不動産業界の闇が垣間見えました。

国会や法務省で司法書士法の改正議論を進めてほしいものです。

羽賀容疑者は、知人から約4億円をだまし取った罪などで被害弁済を命じられていて、うその登記により、不動産収入を隠す目的があったとみられ、警察は、暴力団に登記をめぐる報酬が渡っていたとみて調べています。

野崎容疑者が副会長を務めている日本司法書士連合会は、登記、供託、訴訟その他の法律事務のプロである司法書士について定めた司法書士法によって定められた団体で、司法書士の登録に関する事務を行っている。司法書士は法律で司法書士会に入会しないと業務を行う事ができず、強制加入となっている。2024年4月現在の会員数は2万3156人だ。

日本司法書士連合会の副会長が、暴力団の幹部とともに逮捕された事を受け、日本司法書士連合会の小澤吉徳会長は26日、「極めて重大な事態」であるとして、「国民の皆様に不安を与えたことにつきお詫び申し上げます」と謝罪した。

会長の逮捕ではなくてよかったです。信頼回復に努めてください。

会長の談話全文は以下の通り。

当連合会副会長逮捕に関する会長談話

昨日、当連合会の野﨑史生副会長が強制執行妨害や電磁的公正証書原本不実記録などの疑いで逮捕されたとの報道がありました。

被疑事実の有無については今後の捜査を待つことになりますが、報道内容が事実であるとすれば、そのような行為は到底許されるものではなく、極めて重大な事態であると厳粛に受け止めています。

当連合会の役員から逮捕者が出たことは誠に遺憾であり、国民の皆様に不安を与えたことにつきお詫び申し上げます。 当連合会としては、捜査に協力しつつ、情報収集に努めてまいります。また、事実を確認の上、厳正に対処するとともに、今後も司法書士制度に対する国民の皆様の信頼確保のために全力で取り組んでいく所存です。

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